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ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 (2005/米)
監督:アンドリュー・アダムソン
出演:ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル 他

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女

ファンタジー大好きなので、いつものように大喜びで先行上映観てきました。原作は読んでます。

率直な感想として、ものすごく無難。無難な作りである意味面白みには欠ける気はしますが、原作にとても忠実で原作ファンをガッカリさせる事もなかっただろうと思います。(少なくとも私は不満を感じませんでした)
洋ダンスのイメージや街頭のシーンなんかは自分の思い描いていたイメージとまさにピッタリで、違和感も感じる事なくナルニアの世界に浸れました。特にタムナスさんはもう最高だと思います。あの人は絶対タムナスさんだ!タムナスさん以外の何者でもないよ!ってくらいイメージぴったり。

戦争のシーンやサンタクロースのシーンなど、僅かに不満が残る箇所もありましたが、全体を通してソツなくまとまってて良かったと思います。

特に私が一番感動したのはラスト。今から観ようと思っている方がいらっしゃると悪いので、ここには詳しく書きませんが、私はあのワンシーンにファンタジー映画のあるべき姿を見た気がするのです。あのラストワンシーンこそがこの映画が伝えたかった唯一のメッセージだと言っても言いすぎではない、それくらい深い意味が込められていたんじゃないかと私は思うのです。ファンタジーファンには是非観てほしい秀逸なワンシーンです。素敵でした。

☆4

2006.02.25/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 17:57 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | - |
アサルト13 要塞警察
アサルト13 要塞警察 (2005/米)
監督:ジャン・フランソワ・リシェ
出演:イーサン・ホーク、ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・レグイザモ 他

アサルト13

恋人に、たまには僕が観たい映画にも付き合って!と懇願されてしまったのでしょうがなく付き合ってやったらこんな映画をチョイスしてきやがりました。もう観る前からぐだぐだ。B級アクションを劇場で観る日が来ようとは思ってもみませんでした。イーサンホークだからまだ許せる、ぐらい。

実際観てみたらやっぱりぐだぐだ。程よい緊張感もあるし、観てて力も入るんだけど、力の入りどころが違うっていう感じ。自分でも矛盾してるとは思うんだけど、銃を振り回して大騒ぎする映画なんて許せん!!(タランティーノやガイリッチー、コーエン兄弟なんかが許せるのは何故なのか、自分でも分かってませんが、多分映画自体の説得力の違いかなーとか・・・適当ですけどもー)

「この人死んじゃうんだ!」とか「この人生き残るの?」という意外性はありましたが「こいつを殺せば観客はビビるだろうな」みたいな、制作サイドの思惑みたいなものが感じられて、それもちょっと嫌でした。ゲーム感覚の殺戮とでも言うのか。この作品からは「伝えたい事」が全く伝わって来ず、まさに単なる娯楽映画に仕上がっていた事が一番痛い。殺人を扱うのであればなおの事、伝えたかった事を明確にしてほしかった。ドキドキする為だけに殺しを扱うのは私は解せない。そのドキドキが何なのか、スリルや緊迫感の根源がどうにもぼやけた映画だったなーと思います。

この作品は『ジョン・カーペンターの要塞警察』('76)のリメイク版だそうですが、こちらはシネスケでは評価が良いのでオリジナルの方が見ごたえがあるのかも知れないです。

ローレンス・フィッシュバーンはムカつくぐらい悪人顔で、役にハマってたと思います。今改めて「奴らに深き眠りを」('97)を再演してみたらあの映画はもっと良いものになるんじゃないでしょうか。

☆2

2006.02.18/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 13:42 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | trackbacks(1) |
疾走
疾走 (2005/日)
監督:SABU
出演:手越祐也、韓英恵、中谷美紀、豊川悦司、大杉漣、寺島進 他

疾走

ちょっと尺が長い気がしたんですが、実際はそうでもなく125分。長く感じてしまったのは、原作をなぞるような脚本のせいだったのかなと思いました。(原作は読んでいないのであくまで推測ですけど)

この現代の少年少女の空虚な感じ、こういったものが私には全く理解出来ないし、シュウジ(てごりん)が何を思いそういった行動を起こしているのかが私には全く理解出来なかった。彼の起こす一つ一つの行動が全て「?」で、それはきっとシュウジ自身も「?」なままなんだろうと思います。

ただ、コピーにある「誰か一緒に生きて下さい」はとても良いと思いました。言葉だけだと陳腐に響きますが、この一言にシュウジの全てが込められているんだなと思うと、シャッターに走り書きしたこの言葉がズンと重く感じられました。生きる事も死ぬ事も、そして誰かを殺す事も、何もかもが彼らにとって不透明であり、そしてそれは決して彼らのせいではないというところが観ていてとても痛々しかったです。生死が濁っている中で、一人が嫌だからとか、不安だからとか寂しいからだとか、そういった理由でなく、人の体温を近くで感じ取る事の安心感、生きる事のリアリティを求めた故の「誰か一緒に生きて下さい」なのかなと思います。

てごりんにしろ韓英恵ちゃんにしろ、棒読みな台詞が最初はとても耳障りだったのですが、その抑揚のなさが彼らの生き方とリンクするように思えて、途中からは全く気にならなくなりました。てごりんの犬の遠吠えや走りながらの咆哮、ひたすら走る、それらの行動がやり場のない感情の矛先となって破滅へと疾走していくようで、胸が熱くなりました。

蛇足ですがてごりんについて。彼はとても映画的な役者だなーと思いました。私にとってこれからどんどん映画に出てほしい一人です。ただ、春からは大学生の彼が小学生の役から始めていた事がおかしくてしょうがなかったです。ちゃんと小学生に見えてるからね!韓英恵ちゃんより年上だなんて思えないからね。かわいいなぁてごりんは。てごりんは!!!(誰かへのあて付け)

☆3

2006.02.01/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 13:22 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(2) | trackbacks(0) |
エイリアンVSヴァネッサ・パラディ
エイリアンVSヴァネッサ・パラディ (2004/仏)
監督:ディディエ・ポワロー / ティエリー・ポワロー
出演:ヴァネッサ・パラディ、ジェイソン・フレミング、ブノワ・ポールヴールド、ジャン・ピエール・マリエル 他

Vanessa Paradis
(映画とは関係のない画像です)

「橋の上の娘」から5年ぶりにスクリーンに登場したヴァネッサ嬢ですが、この作品を復帰作に持ってくるあたり、彼女のキティっぷりがうかがえます。私的にはこの作品はアリと言えばアリなんですが、そう簡単には人にオススメ出来る代物ではないという感じ。人によってだいぶ評価の割れそうな作品だったので、映画に対して寛大な人にはオススメしますよ、ぐらいで留めておきたい。ジョニー・デップで表現すると「ラスベガスをやっつけろ」的な(分かりにくいし)。彼は子どもが出来てから自分の出る作品選びの傾向が変わりましたが(本人も言ってたし)、ヴァネッサは見事、その真逆に位置する作品をチョイスしてきました。二人のベクトルは違えども、多分この映画を観たジョニー・デップは喜んだに違いないと思います。なんかそんな気がする。それくらいこの作品はちょっと特異なんですが、ただヴァネッサ嬢を堪能するという点から見れば充分満足の出来だと思います。要は彼女のプロモーション的映画だったかなーと(プロモーションにしたってヒドイと言えばヒドイんですけども)。

作品の中で、彼女は幾度となく歌を歌うのですが、やっぱり彼女はマイクを持たせておいた方が断然イイ!と思いました。決して美人だとか綺麗だという部類ではないし、ウィノナ・ライダーやケイト・モスが何故負けた!と憤怒すらしそうなほど(悪く言えば)貧相な女の子ってイメージなんですが、今の彼女からはある種勝ち組的な余裕のオーラが漂っていて、とても魅力的な女性に映っていました。セルジュ・ゲンズブールの最後のロリータと呼ばれていた頃の面影も手伝ってか、今の彼女はまさに負け知らずと言った雰囲気が漂っているし、そのおおらかで余裕な感じが今の彼女の最大の魅力かなと思いました。その余裕が歌にも良い作用を及ぼしているんだと思います。「Vanessa Paradis」では抑揚なく淡々と歌うところが彼女の魅力かなーとか思ってましたが、今作で歌う彼女はアグレッシヴでとても良いです。また彼女のアルバムでも買ってみようかなと、アマゾンのカートに1枚放り込んできました。多分サントラの出来も良いのでは?と思います。

Vanessa Paradis
「橋の上の娘」の頃かな
こうして見るとウィノナやケイト・モスと同じ系統って感じ


最後に映画としての評価なんですが、彼女の歌い方同様、作品自体もとてもアグレッシヴな映画でした。確かにB級なんだけれども、ものすごい気迫を感じるとでも言うのか、監督の意図するところが明確であり、やりたい事をやりたいように作った結果出来た映画という感じなんです。だからB級だろうがなんだろうが俺たちは作りたいものを作ったんだー!という気迫が逆にかっこよく見えるって言うんでしょうか。私の言いたい事は伝わってないかも知れないですけど、とりあえず映画に対して寛大な人にはオススメしたい映画ですって事です(最初にも言ってるけど)。

☆3

2006.01.12/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 13:30 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | trackbacks(0) |
ウィンブルドン
ウィンブルドン (2004/英)
監督:リチャード・ロンクレイン
出演:キルスティン・ダンスト、ポール・ベタニー、ロバート・リンゼイ、セリア・イムリー 他

ウィンブルドン

実際、テニスというスポーツは私にとって縁遠いものなので、聖地「ウィンブルドン」とか臨場感とかハッキリ言ってよく解らないんです。なのでそういう面ではテニス知ってる人の方が楽しめるとは思うんですが、そういう事を抜きにしても、それなりに楽しめる映画ではありました。なんたってポール・ベタニー!(しかもかつてないほどの爽やかキャラ)

今までアクの強いキャラを演じる事が多かった彼なので、こんな爽やかオーラ出されても観てるこっちが戸惑うっていうね。私はどちらかと言えばやっぱり「ギャングスターナンバー1」の時みたいなアクの強いキャラの方が好きかな。

ストーリー的にはありきたりなラブコメみたいな感じで、特筆するような事はない感じですけど、ポールベタニーにとっては新境地の開拓が出来た作品だったんじゃないでしょうか。

☆3

2005.04.27/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 12:30 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | trackbacks(0) |
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 (2004/英)
監督:ビーバン・キドロン
出演:レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース、ジム・ブロードベント 他

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月

恋人はいるにしろ「負け犬」に片足つっこんでる私としては、「ブリジットジョーンズの日記」は非常に興味深く、またちょっとした元気や笑いをもらえた良い映画でした。で、続編。「続編」てのは大抵オリジナルを超えられないというへんなお決まりみたいなのがあって、この「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」も例外ではなかったのです。

面白い事は面白かった。笑えるシーンもあったし、娯楽映画としてはまぁまぁの出来だと思います。でもなぜ「ブリジットジョーンズの日記」があれほどまでにヒットしたのか。その理由となるものが、今回の続編では抜け落ちていたんだと思います。デカパンはいてる時に限って誘われたり、学習能力の欠片すらみられないダイエットを続け(てるつもり)たり、ちょっとおデブで愛嬌のあるブリジットには共感出来るところが沢山あった。

それが続編では彼も出来、ブリジットの悩みがごくごく一般的な恋の悩みに変わってしまう。恋の悩みってものは、他の悩み事に比べるとたいした悩みじゃないし、友達や誰かにいつでも相談出来る事なんですよね。それに比べて、デカパンの事や部屋で一人シャウトする事、禁煙日記などなど、誰にも言えない、でも超日常的な悩みが赤裸々に描かれていたからこそ初回ブリジットは面白かったし、世間の乙女の共感を呼んだんですよね。パーティーの席で恥かいたり、スキー場で孤独感味わったり、そんな悩みをブリジットに求めてはいないんです。少なくとも私は。

続編は、それなりに面白かったものの、ブリジットはあまり魅力のない、単なる小太り女に成り下がってしまってました。でもレニーゼルウィガーは相変わらず圧倒的にキュートでした。そして今回も音楽はよかった!

☆3

2005.04.27/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 10:09 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(2) | trackbacks(3) |
イズ・エー [is A.]
イズ・エー [is A.] (2004/日)
監督:藤原健一
出演:津田寛治、小栗旬、内藤剛志、戸田菜穂、水川あさみ、姜暢雄 他

イズ・エー

「少年犯罪」というそう簡単には扱えないテーマを掲げ、それは充分に活かされていたと思います。とにかく重い。鑑賞後のやるせなさは邦画界では珍しいほどのものでした。(そういう意味では随分と貴重な映画だと思います)キャスティングも主張が激しくなく、物静かでとてもよかった。

ラストは私的には安易なように感じたんですけれども、ちょうど舞台挨拶で監督と津田さんが来館されていて、ラストについての質疑応答がありました。監督の藤原さんはラストについて、製作者、キャスト陣、それこそ映画に携わったたくさんの人たちと何度も話し合い、その結果、こういうラストにしたのだと仰っていました。そして「みなさんでラストについて考えて下さい」というメッセージも頂きました。

私は「死」というものは「無」であり、そこには何も発生せず、だからこそ恐ろしくもあると思っているのですが、「無」になるという事は恐怖心と同時に、苦しみからすらも逃れられるとても安易な道でもあると思うのです。だからこそ少年は生きなければならなかったし、生きる事の重みを背負わなければならないと思います。

私は日本の俳優では津田さんが一番好きなんですけれども、この映画に関しては内藤さんに持ってかれた感が否めません。(ちょっと悔しい)内藤さんの迫真の演技には非常に心を打たれました。子を思う親の気持ち、私はまだ親という立場ではないので推測するしか術はないのですが、内藤さん演じる父親の姿に、子を想うその深い愛情が伝わってきました。(これはもう観れば分かる!って感じです)もちろん、津田さんも苦悩が伝わってくる良い演技でしたけどね、当然!小栗旬くんは普段のまんまって感じで、それが逆に良かったと思います。

津田さんが舞台挨拶の時に少し触れていましたが、子がおかしくなるのはやはり親の責任ではないかと思うと仰っていました。考えは人それぞれだし、私も津田さんと同じ意見ではありますが、この映画を見ているとその考えが本当に正しいのかふと考え込んでしまいます。

☆4

2005.03.05/福井メトロ劇場
posted by ひっきー | 12:21 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | trackbacks(1) |
きみに読む物語
きみに読む物語 (2004/米)
監督:ニック・カサヴェテス
出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジェームズ・ガーナー、ジーナ・ローランズ 他

きみに読む物語

劇場から出てきた客を捕まえてインタビューするみたいな映画のCMをたまに見ますが、ああいった類のCMを流す映画は自分のアンテナにあまりひっかからない作品が多くて、この「きみに読む物語」も例外ではなく、全く見る気はなかったんです。

この映画の公開当時、恋人がニュージーランドに留学に行ってまして、本当に毎日手紙を送ってきました。一日も休む事なく毎日です。その事を友人に話していたら「この前観てきた"きみに読む物語"みた〜い」と言われ、んじゃまぁ観てくるか。という感じで鑑賞してきました。

友人から仕入れた事前情報がソレだったので、てっきり手紙メインの話かと思えば全然違うし!要は最近流行りの純愛映画なんですが、控えめながらもほどほどに上質な映画ではありました。

実話ベースという事で泣かせる演出は否めませんが、それほど鼻につかない。それから、華美なキャスティングを避けたところも良かったんじゃないかと思います(意図的かどうかは分かりませんが、少なくとも日本では馴染みの薄い俳優陣だと思います)。その割に主人公の二人が結構いい味出してるんですよね。田舎の青年ノアを演じたライアン・ゴズリングは「タイタンズを忘れない」にも出演していたらしいですが、残念ながらこちらの方は記憶にありません。今回の作品を観た限りでは、私的にかなり好きなタイプの顔でしたね。どことなくティム・ロスに似ている・・・!!!(ティムを優しくした感じ)それだけで結構高感度が高いという、ね。

若かりし頃の二人のやりとりもそれなりに素敵だったんですが、私はこの作品では圧倒的にアリー(レイチェル・マクアダムス)の母親に心奪われました。自分の恋を邪魔する人って大抵が両親だったりして、私も実際両親に反対されるような相手とばかり付き合っているものですから、初めはこの母親の存在がうっとおしくて。それが終盤にかけて単に反対している訳ではない事が明るみに出るんですね。この映画の場合はありきたりな「身分の違い」が両親に反対される原因だったんですけれども、どんな時も親っていうものは自分の子供が可愛くて仕方がないんだなと思うと、それだけで目頭が熱くなりました。母親がどんな気持ちで二人の恋を反対していたのか、それはもう娘の幸せを切に願う、ただそれだけの気持ちなんでしょうね。ネタバレになるので反転しますが、1年間送られ続けてきたノアからの手紙を娘には渡さなかったものの、その手紙を捨ててはいなかったというところに、母親の娘を想う気持ちが込められていたと思います。

冒頭にも書いた「今も涙が止まりません!」的な安易な感想を流すCMや、その必要性が全く分からない日本版エンディングの用意等(映画の後にPVを流すなんて言語道断)、日本のえげつない宣伝方法である意味相当損をしている映画だと思います。宣伝とは裏腹に、決して派手な映画ではありませんが、丁寧な作りの良質な映画だったと思います。

☆4

2005.03.04/コロナワールドシネマ福井
posted by ひっきー | 15:37 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(2) | trackbacks(1) |
ネバーランド
ネバーランド (2004/英=米)
監督:マーク・フォースター
出演:ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレット、フレディ・ハイモア、ダスティン・ホフマン 他
備考:第77回アカデミー賞 作曲賞 受賞

ネバーランド

この映画、なんともありえないお話なんですよ。劇作家のジェームス・バリが「ピーター・パン」を書くまでの物語を映画化したもので、観ているうちに現実と空想が交錯していく、妙な感覚を覚えます。何が現実で何か空想なのか、途中から訳が分からなくなってしまうんです。でもそこがこの映画の狙いだと思うので、観てる人がこうなった時点でこの映画は大成功なんだと思います。

こういう風に、現実をベースに御伽噺を肉付けしていく映画の場合、非現実の世界に画面が変わると、その取って付けたようなわざとらしさが鼻につく事が多々あります。ファンタジーを見ていても理性が働いて「結局は夢物語だよ」とか「空想の産物にしか過ぎない」とか、どこかで冷静な自分が映画を観ている事ってよくあります。

この映画を観ていても同じような感覚になりましたが、その空想の世界を信じてみたいっていう変な感情も生まれてきて、まさに夢物語のようなその美しい世界に戸惑いや疑心を抱きつつも、何故か涙が出てくるんです。ありえない事でも素直に信じられる心なんてとうの昔になくなったし、そんな心を今でも持っていたらそれは単なる危ない人になってしまいますけど、でも今は失くしてしまったそういう心への憧れが、きっと涙という形で表れたんだなと思います。

ジョニー・デップや、子役のフレディ・ハイモアも良い演技をしていたと思いますが、私はケイト・ウィンスレットがとても良かったと思います。「タイタニック」で色々叩かれた彼女ですが(私は「タイタニック」という映画は好きです)、良い女優さんになったなーととても嬉しく思います。

☆5

2005.03.02/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 13:19 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | trackbacks(2) |
Ray/レイ
Ray/レイ (2004/米)
監督:テイラー・ハックフォード
出演:ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン、レジーナ・キング、リフトン・パウエル 他
備考:第77回アカデミー賞 主演男優賞・音響賞 受賞

Ray

レイ・チャ−ルズの伝記映画です。この映画が公開される少し前に「永遠のモータウン」が公開されたり、音楽モノドキュメンタリーが目立った時期に、この「Ray」も公開されたんですが("私の地域では"なので、都市圏に行くと違うかも…)、私はそのノリを引きずったままこの映画を観に行きました。こちらの映画は彼の音楽メインではなく、彼の人生そのものを描いているので、音楽メインを期待して行った私は少々面食らいました。なので、最初は彼の事を全く知らない人が観て、果たして面白いのかどうか…という疑問が浮かんでしまいました。全体的に堅い作りだったんですよね。レイ自身を美化するような事は全くなく、人生の酸いも甘いも描かれていて(彼の人生の場合、酸い部分の方が目立った事もあって)、決してほのぼのとした映画には仕上がっていない為、堅い印象を受けるんだと思いますけど。シビアとでも言うんでしょうか。

そうなんですが、ストーリーが進むにつれて結構釘付けになりました。それはひとえにレイを演じたジェイミー・フォックスの演技力の賜物かなーと思います。私はレイ・チャールズは聴かないので、純粋に「映画」としてこの映画を楽しんだし、その画作りは充分満足出来たんですけれども、レイのファンの方がこの映画を観ると、その満足度は私とは比較すら出来ないくらいのものなんじゃないかと思います。私もカーティス・メイフィールドやマーヴィン・ゲイの伝記映画が出来たらと思うと想像するだけで震えがきますもん。ファンにはもう号泣ものの映画なんじゃないかと思います。
ファンなら号泣もの、そうじゃなくても充分楽しめる映画(レイの人生を思い、充分共感出来る仕上がり)だと思います。

☆4

2005.02.20/ユナイテッドシネマ金沢
posted by ひっきー | 13:57 | 映画感想(劇場鑑賞) | comments(0) | trackbacks(1) |
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