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カンボジア旅行2日目【タ・プロム&ランチ編】
カンボジア6.jpgカンボジア旅行記、未だ2日目。
今思い返してもすごいハードな1日でした。

アンコールトムを後にし、次に向かったのはタ・プロム。
「トゥームレイダー」のロケ地になったそうですが
観てないからワカンネ。

実はこの場所はそんなに興味のないところでした。
ツアーパンフとか見ててもイマイチピンとこなくて
どうでもいいとか思っていたんだけど
実際行ってみたらスゴイところでした。

アンコール遺跡群の一つにベンメリアというところがあります。
私たちは今回訪れる事が出来なかったんですが
巷では「天空の城ラピュタ」のモデルになった場所と
まことしやかに囁かれています。
しかし観光客がベンメリアに行けるようになったのはつい最近で
実際、駿さんがモデルとした可能性は極めて低いみたいですが
でも行ってみたかった場所の一つです。

そのベンメリアに雰囲気が近いのでは?
と個人的に思ってしまったのがこのタ・プロムです。
雰囲気が近いかどうかはベンメリアを訪れて初めて分かる事ですが
私はこのタ・プロム、非常にラピュタっぽいと思いました。

遺跡の入り口は特に今までの遺跡と変わりません。(1)
けれども一歩足を踏み入れるとそこは
自然に侵食された廃墟のようになっていました。(2)(A)

特に大木の侵食が激しく
ガジュマルの木が石を崩し、圧し掛かり、突き倒して
成長を続けています。(3)(4)(B)(C)

けれどもこれは本当に侵食なのかという議論も起こっています。(D)
遺跡の修復を行うには、木を倒さなければなりませんが
そうする事で果たして修復は出来るのでしょうか。
もはやこれは侵食ではなく、共存ではないかという意見もあるようです。
”樹木が朽ちかけた遺跡を支えている”
そうもとれそうです。
しかしこのままにしておけば
いずれ本当に遺跡が崩壊するとも言われています。
人為的な力で世界的な建造物を守るか
自然の営みの中で、流れに逆らわずに同化するか
遺跡の力強さとは正反対の、デリケートで繊細な問題が
もしかしたらこのタ・プロムの一番の魅力なのかも知れません。

遺跡の中にも入ってみます。
壁に均一に開けられた穴がありました。(5)
ここには当時、宝石が埋め込まれていたそうです。
しかしそれも全て盗まれてしまい、今はその穴だけが残っています。
内部も崩壊が激しく、立ち入り禁止の箇所もあります。(E)

また外に出ると、今度は触手のような木の根が。(6)
飛行石の周囲を覆っていたあの木の根みたい。(7)
今にもムスカが掻き分けて出てきそうです…

上を見上げれば、すくすくと育つガジュマル。(F)
この木がここに生存している理由は何なんだろう。
遺跡を侵すためか、守るためか。

真剣に考える私の目にあるものが飛び込んできました。
あ・・・アンパンマン!?(8)しかもどこかしら悪い感じ(9)
すぐにでもブンさんにこれは何?って聞きたかったけど
ただのレリーフですって言われそうだったのでやめました。
両方から押しつぶされたアンパンマン達の姿も。(G)

出口付近に、赤い壁がありました。(10)
これ、実は漆。当時は漆が全面に塗られていたそうです。
カンボジアでは漆加工の技術が発達していたんですね。

ショッキング且つデリケートなタ・プロムを後にします。
歩道では沢山の人が音楽を奏でています。(11)
地雷の被害に遭われた方たちですとブンさん。
国からの補助があるそうですが、微々たるもので
このように道端で音楽を奏でたり
そこでCDを売ったりして生計を立てているそうです。
この後、どこの遺跡に行ってもこういう方たちがいて
地雷の被害に遭われた方がどれほど多いか思い知らされました。

それからようやく昼食の時間です。
豚肉のから揚げと、さつま揚げのようなものにサラダ。(12)
それににゅうめんのようなカンボジア風ラーメンが。(13)
飲み物はもちろんアンコールビール。
そしてデザートにかぼちゃプリンでした。(14)
かぼちゃの語源はカンボジアだそうですよ。
クリーム部分は半分がカスタード、半分がココナッツです。
かぼちゃの甘みはデザートにも向いてるんだなと思いました。

食事の後は一旦ホテルに戻ります。
午後からの活動は14時とか15時とか。
最も暑い時間はホテル休憩となっていました。
最初ホテル休憩なんてイラネと思ってましたが
これ、あって本当に良かったです。

この日はホテルからのハイティーサービスがありました。
嬉しかったけど、ランチを食べてすぐこれは結構キツかったです。
けれども残すのは失礼だと思い、2人で目を白黒させながら完食。
午後からのアンコールワット観光に備えます。

---

このタ・プロムについてまた衝撃的な話をブンさんから聞きました。
タ・プロムはアンコールトム同様、ジャヤーヴァルマン7世が建立。
母親の為に建てた霊廟と言われています。
彼は宗教による争いをなくそうと混合寺院を建てていたと
アンコールトムの時に聞きましたが
この霊廟は仏教寺院だったようです。
ところが、のちにヒンドゥー教に改宗され
その時に仏像は全て破壊されてしまったらしいのです。
削り取られた仏像のレリーフ跡を見て衝撃でした。
(衝撃すぎて写真も撮れず…)

自然によって崩壊しかけている遺跡。
けれどもそこには人の手で破壊された跡もある。
それをまた人の手によって修復しようとする。
とても繊細な話ですね。


カンボジア7.jpg
posted by ひっきー | 23:54 | カンボジア・ベトナム('10年12月) | comments(0) | - |
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