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目を保養したい気分【3】昭和アヴァンギャルドな男優編
去年の「目を保養したい気分【2】昭和アヴァンギャルドな女優編」に続き、今回は男優編の紹介。昭和のオトコマエは思った以上に多く、5本に絞るのが無理でした。ちょっと本数が多いですが、胸を張ってオススメ出来る昭和アヴァンギャルドな男優たちです。


TYPE.1 「七人の侍」(1954/日)



まずはこれを挙げなきゃ始まりません。タイトルからも分かるように、とりあえず侍が七人出てきます。この作品が世界的に人気があるのは、自分なりのお気に入り侍を見つけられるってところが大きい気がします。国によって人気の侍が違うらしいですよ。私なんかは当然菊千代派なんですが、日本では久蔵人気が高い気がします。本当はね、三船の役は当初、久蔵だったんですよ。それが脚本を書き直している段階で、菊千代というキャラが生まれたらしいです。脚本を読んだ三船は「私は菊千代ですね」と言ったんだって。本人もこう言っている通り、菊千代は三船以外に考えられない素晴らしいキャラです。尺の長さは気になるが、それを我慢してでも観るべきです。これを観ずに死ぬのは勿体ない!

この画面から伝わる力強さ。素晴らしくないですか?ホ〜ラ。だんだん観たくなってきたでしょ??



TYPE.2 「羅生門」(1950/日)



続けて黒澤作品、恐縮です。しかもまた三船かよって言わないでね。これは三船も然ることながら、森雅之も見ごたえありです。この二人の静と動の対比が非常に心地よく、作品のインパクトにも繋がっていると思います。半壊した羅生門や豪雨など、他にも見ごたえたっぷりです。デジタル完全版がブルーレイで出たんですね!素で欲しい。でもオリジナルの劣化っぷりもやっぱり作品の味となっている事は間違いないと思うんですよ。デジタルもいいけど、オリジナルもやっぱり見て欲しい。



TYPE.3 「肉体の門」(1964/日)



鈴木清順監督作品です。こちらではありえないくらいオトコマエな宍戸錠が見られます。なんというのかもう全身全霊で男臭い。基本私は女の匂いがしない男臭い男が好きなんですけど(三船がまさにそう)、この宍戸錠もそういう男なんですよ。なのに、女を惑わすんですよ。惑わした挙句、引っ掻き回しちゃうんですよ。女たちのその惑わされっぷりが妙にリアルで、あの場に自分がもしいたら…なんて考えると恐ろしくなってしまいます。それぐらいこの作品の宍戸錠は魅力的。隆々とした肉体も素晴らしい。



TYPE.4 「狂った果実」(1956/日)



中平康監督作品。ちょっとジャケット見ると怪しげですが、そういう映画じゃありません。この作品では石原裕次郎と津川雅彦が兄弟役を演じているんですが、私は断然津川雅彦です!ものすごくかっこいい。ビックリした。本当ビックリした。どことなくハーフみたいなんだ。線が細くてナヨっとしてて子供っぽくて、でもラストの変貌ぶりにドキドキ。また、若き日の岡田真澄も出演しており、こちらもめちゃくちゃオトコマエです。神奈川の空気もまた良い。



TYPE.5 「丹下左膳餘話 百萬両の壷」(1935/日)



今回オススメする中で最もアヴァンギャルドという言葉がピッタリくるお人、大河内伝次郎さん!なんとも前衛的で、今見ても斬新すぎます。もう丹下左膳というキャラが大河内伝次郎そのものという感じなんです。またこれは作品としてもオススメ。こんな昔にこんな面白い映画があったんだという衝撃を受ける事間違いなしです。古臭さなんて微塵もありません。むしろ今のどの映画よりも新しい。素晴らしい作品です。白黒、時代劇、古いなど、数々の壁を感じますが、そんなもん何の意味もありません。観れば分かる、観た方がいいとかじゃない、もう観ろ。



TYPE.6 「太平洋奇跡の作戦 キスカ」(1965/日)



ごめん、また三船だわ。でも三船も出てるってダケで、他にもオトコマエが…。まぁ戦争映画というだけあって、女なんか出てきません。一人も出てきません。徹底した男映画です。という訳でオトコマエも揃っております。個人的には山村聰や西村晃ですかね。西村晃は私たちの世代では水戸黄門様というイメージですが、案外映画に沢山出ていらっしゃってて、観れば観るほど男を感じる俳優さんです。どことなくティム・ロスや寺島進を思わせる風貌なんですよね。だから好きなのかな。あと山村聰さんはなんとなく三船に似てるんですよね。マイルドな三船といった感じ。作品としては戦争映画なので、敬遠される方も多いと思いますが(実際自分もそうでした)、なかなかに意外性を持った戦争映画です。希望を感じるからでしょうか。



TYPE.7 「太陽を盗んだ男」(1979/日)



最後はちょっと異色な作品を紹介して終わります。70年代という事もあって、妙な熱気のある作品です。こちらはジュリーが見られます。ジュリーかっこいいわぁ。男気溢れる漢が大好きな私ですが、こういう中性的な男性も好きだな(結局のところ、男好き)。作品としてもなかなか見ごたえがあって、コアなファンが多い1本だと思います。個人的にはこの熱量に耐えられなかった感じはあります。




てか、長いよ!完全に自己満足です。一体どれくらいの人がこの文章を飽きずに最後まで読むかは分かりませんが、どれか1本にでも興味を持ってくれる人がいたら嬉しいです。日本の良さ、日本の芸術的クオリティの高さ、日本のわびさび、日本のアクション、本当に日本は素晴らしよ。そして昭和という激動の時代の深み、重み。魅惑の時代です。昭和、バンザイ!
posted by ひっきー | 10:51 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | - |
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