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目を保養したい気分【3】昭和アヴァンギャルドな男優編
去年の「目を保養したい気分【2】昭和アヴァンギャルドな女優編」に続き、今回は男優編の紹介。昭和のオトコマエは思った以上に多く、5本に絞るのが無理でした。ちょっと本数が多いですが、胸を張ってオススメ出来る昭和アヴァンギャルドな男優たちです。


TYPE.1 「七人の侍」(1954/日)



まずはこれを挙げなきゃ始まりません。タイトルからも分かるように、とりあえず侍が七人出てきます。この作品が世界的に人気があるのは、自分なりのお気に入り侍を見つけられるってところが大きい気がします。国によって人気の侍が違うらしいですよ。私なんかは当然菊千代派なんですが、日本では久蔵人気が高い気がします。本当はね、三船の役は当初、久蔵だったんですよ。それが脚本を書き直している段階で、菊千代というキャラが生まれたらしいです。脚本を読んだ三船は「私は菊千代ですね」と言ったんだって。本人もこう言っている通り、菊千代は三船以外に考えられない素晴らしいキャラです。尺の長さは気になるが、それを我慢してでも観るべきです。これを観ずに死ぬのは勿体ない!

この画面から伝わる力強さ。素晴らしくないですか?ホ〜ラ。だんだん観たくなってきたでしょ??



TYPE.2 「羅生門」(1950/日)



続けて黒澤作品、恐縮です。しかもまた三船かよって言わないでね。これは三船も然ることながら、森雅之も見ごたえありです。この二人の静と動の対比が非常に心地よく、作品のインパクトにも繋がっていると思います。半壊した羅生門や豪雨など、他にも見ごたえたっぷりです。デジタル完全版がブルーレイで出たんですね!素で欲しい。でもオリジナルの劣化っぷりもやっぱり作品の味となっている事は間違いないと思うんですよ。デジタルもいいけど、オリジナルもやっぱり見て欲しい。



TYPE.3 「肉体の門」(1964/日)



鈴木清順監督作品です。こちらではありえないくらいオトコマエな宍戸錠が見られます。なんというのかもう全身全霊で男臭い。基本私は女の匂いがしない男臭い男が好きなんですけど(三船がまさにそう)、この宍戸錠もそういう男なんですよ。なのに、女を惑わすんですよ。惑わした挙句、引っ掻き回しちゃうんですよ。女たちのその惑わされっぷりが妙にリアルで、あの場に自分がもしいたら…なんて考えると恐ろしくなってしまいます。それぐらいこの作品の宍戸錠は魅力的。隆々とした肉体も素晴らしい。



TYPE.4 「狂った果実」(1956/日)



中平康監督作品。ちょっとジャケット見ると怪しげですが、そういう映画じゃありません。この作品では石原裕次郎と津川雅彦が兄弟役を演じているんですが、私は断然津川雅彦です!ものすごくかっこいい。ビックリした。本当ビックリした。どことなくハーフみたいなんだ。線が細くてナヨっとしてて子供っぽくて、でもラストの変貌ぶりにドキドキ。また、若き日の岡田真澄も出演しており、こちらもめちゃくちゃオトコマエです。神奈川の空気もまた良い。



TYPE.5 「丹下左膳餘話 百萬両の壷」(1935/日)



今回オススメする中で最もアヴァンギャルドという言葉がピッタリくるお人、大河内伝次郎さん!なんとも前衛的で、今見ても斬新すぎます。もう丹下左膳というキャラが大河内伝次郎そのものという感じなんです。またこれは作品としてもオススメ。こんな昔にこんな面白い映画があったんだという衝撃を受ける事間違いなしです。古臭さなんて微塵もありません。むしろ今のどの映画よりも新しい。素晴らしい作品です。白黒、時代劇、古いなど、数々の壁を感じますが、そんなもん何の意味もありません。観れば分かる、観た方がいいとかじゃない、もう観ろ。



TYPE.6 「太平洋奇跡の作戦 キスカ」(1965/日)



ごめん、また三船だわ。でも三船も出てるってダケで、他にもオトコマエが…。まぁ戦争映画というだけあって、女なんか出てきません。一人も出てきません。徹底した男映画です。という訳でオトコマエも揃っております。個人的には山村聰や西村晃ですかね。西村晃は私たちの世代では水戸黄門様というイメージですが、案外映画に沢山出ていらっしゃってて、観れば観るほど男を感じる俳優さんです。どことなくティム・ロスや寺島進を思わせる風貌なんですよね。だから好きなのかな。あと山村聰さんはなんとなく三船に似てるんですよね。マイルドな三船といった感じ。作品としては戦争映画なので、敬遠される方も多いと思いますが(実際自分もそうでした)、なかなかに意外性を持った戦争映画です。希望を感じるからでしょうか。



TYPE.7 「太陽を盗んだ男」(1979/日)



最後はちょっと異色な作品を紹介して終わります。70年代という事もあって、妙な熱気のある作品です。こちらはジュリーが見られます。ジュリーかっこいいわぁ。男気溢れる漢が大好きな私ですが、こういう中性的な男性も好きだな(結局のところ、男好き)。作品としてもなかなか見ごたえがあって、コアなファンが多い1本だと思います。個人的にはこの熱量に耐えられなかった感じはあります。




てか、長いよ!完全に自己満足です。一体どれくらいの人がこの文章を飽きずに最後まで読むかは分かりませんが、どれか1本にでも興味を持ってくれる人がいたら嬉しいです。日本の良さ、日本の芸術的クオリティの高さ、日本のわびさび、日本のアクション、本当に日本は素晴らしよ。そして昭和という激動の時代の深み、重み。魅惑の時代です。昭和、バンザイ!
posted by ひっきー | 10:51 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | - |
目を保養したい気分【2】昭和アヴァンギャルドな女優編
今年はレトロスペクティブな邦画にドップリはまった事もあり、昭和的別嬪女優映画を沢山発見する事が出来ました。今回はその中でも正統派美人ではなく、昭和アヴァンギャルドな別嬪女優を拝める作品を紹介したいと思います。

TYPE.1 「黒い十人の女」(1961/日)



市川崑監督作品で、タイトル通り女性が沢山出てきます。非常にスタイリッシュでハイセンスな映画のくせに、中身もしっかり面白い。鑑賞後の満足度はかなり高めだと思います。本当に面白いよ!別嬪女優は岸惠子と山本富士子!なんとも現代的な顔立ちで、尖がった台詞や絡みなど、退屈に感じるシーンは皆無です。また、中村玉緒や岸田今日子も出演していて、特に岸田今日子はいいよ!なんともコケティッシュで一歩間違えたら野宮真貴にもなりうるね!ちなみにこの映画は小西康陽のお気に入りらしい。うん、よく分かる。



TYPE.2 「河内カルメン」(1966/日)



鈴木清順監督の作品です。この監督の女性趣味は非常によろしいと私は思います。オリエンタルな美人がお好みなんでしょうか、この映画の主演の野川由美子も大陸的な香りのする美女です。あのね、本当に美しいんだよ!この時代にこんな美人が本当にいたの!?って思わず失礼な事を思ってしまうくらい美しいんだよ!またこの作品はディテールにも凝っていて、画面の隅から隅まで視覚的に楽しめます。作品としても面白い。が、ちょっと昭和アバンギャルドを見慣れた頃に見た方がいいかも知れない。



TYPE.3 「月曜日のユカ」(1964/日)



超加賀まりこ!これは加賀まりこの、加賀まりこによる、加賀まりこの為の映画です。加賀まりこを愛でる映画です。それほどの価値があるんです、この加賀まりこには!衣装やメイクも存分に楽しめるし、お人形さんみたい。本当にかわいい。あのね、ファッションスタイルなんか真似したいぐらいかわいい。ただ、今とあまりに顔が変わっていない為、最初は加賀まりこがかわいこぶってる感じがしてちょっと気持ち悪かった。でも今も昔も変わらない美しさっていうのは壮絶な事ですよ!作品として見ると少し物足りない。



TYPE.4 「告白的女優論」(1971/日)



吉田喜重監督作品。完全なるオサレ系映画。映画の内容とかもうどうでもいいのね。正直意味分かんなかったもん。ていうかぶっちゃけてしまうと、見るのが苦痛だった。これで別嬪が出ていなかったら見れたもんじゃない。この作品で見られる美女は浅丘ルリ子、岡田茉莉子、有馬稲子、月丘夢路かな。特に岡田茉莉子は良い。ま、吉田監督の奥さんなので、多少贔屓目に撮ったのかも知れませんけどね。とにかくファッション、メイク、超サイケデリック。作品としては先にも言いましたが、決してオススメ出来るようなものではありません。見るならPVのように見るのも一つの手かも。



TYPE.5 「雨月物語」(1953/日)



日本の宝、溝口健二監督の最高傑作の呼び名も高い作品。京マチ子はアヴァンギャルドとはちょっと違う、というかむしろ純和風顔、というか完全おかめ顔ですけども。幽玄でファンタスティックな若狭役は一見の価値ありです。また、森雅之という男優も出演していますが、こちらは超オトコマエ。そして作品としては否の打ちどころのない面白さ!日本映画ってスゲェなオイ!って確実に度肝抜かれますから、これは胸を張ってオススメ出来る作品です。(溝口監督だったら、個人的には「近松物語」の方が好きなんですけども)



いずれ昭和アヴァンギャルドな男優編も作りたいなと思ってます。本当に日本映画は素晴らしいよ!どこから入っても間違いなくその魅力の虜になるはずです。1本でもいいから何か見てほしいなーと思います。せっかく日本人として生まれたんだから、日本人だからこそ良さが分かる作品を1本でも見ておいてほしいと思います。マジで力説します!日本映画は素晴らしい!!
posted by ひっきー | 14:02 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | - |
アートな気分【2】パペットアニメが見たい編
超久しぶりに気分別オススメ映画を更新しようと思います。今回はアート的な映画の第2弾として、前回の「絵画編」に続き今回は「パペットアニメーション編」をご紹介しようと思います。アニメと言うと子供の楽しむものというイメージがあるかも知れませんが、この世界は奥が深く、私はとても大好きなジャンルです。そういう訳でアニメの中でも、今回は特にパペットやクレイアニメを中心に紹介したいと思います。アニメーションはまた別に機会を設けてオススメするつもりでいます。大人も充分に楽しめるパペット・クレイアニメ、紹介したいと思います。

TYPE.1 「天使ガブリエルと鵞鳥夫人」(チェコ)


イジー・トルンカというチェコアニメの巨匠の作品です。ものすごくアヴァンギャルドな作品で、トルンカの中で私が最も好きな作品。何もかもがすごすぎて最初から最後まで画面から目を離せません。何がスゴイってもう一度見てみてくださいとしか言えない。一つ一つのディテールがハイセンスすぎて、眩暈がしてきます。しかも1964年の作品だっていうんだからもう愕然です。チェコアニメに共通して言える事ですが、本当にファンタスティックでエロティックなんです、アニメなのに。興味のある方は是非!



TYPE.2 「チェブラーシカ」(露)


その魅力的なキャラクターでご存知の方も多いと思いますが、実際映画をご覧になった方は意外に少ないのではないでしょうか?実はキャラの可愛らしさに勝るとも劣らない素晴らしい作品なんです、コレ。是非是非ご覧になる事をオススメします。誰の心にも必ず潜んでいる「良心」を具現化したようなチェブは見た目だけでなく、存在そのものが愛くるしくいとおしい。子供にも充分分かる内容と、大人にも充分伝わるメッセージ。これは生涯を通して何度でも見返したくなる素晴らしい作品です。同じカチャーノフの作品「レター」もオススメです。



TYPE.3 「ドンファン」(チェコ)


この監督に出会った時の衝撃、忘れられません。ヤン・シュヴァンクマイエルという非常に変わったオッサンです。この人の作る作品は本当にどこか飛んじゃってて、この独特の世界、恐らく拒否される人も沢山いると思います。私も最初はなんとなく苦手で逃げ腰になりつつも彼の作品を観続けました。観続けるうちどんどん彼の世界にハマっていってしまいます。その中でもこの作品は特にキッチュで滑稽で、私は大好きです。すごいよとにかく。他には超短編の「肉片の恋」や「棺の家」なんかもオススメです!



TYPE.4 「緑玉紳士」(日)


和製クレイアニメーションです。なんとこの監督、たった一人でこの作品を仕上げたんですよ!自主制作でここまでスゴイものが・・・!って観た後はしばらく胸のワクワクが消えなかったのを覚えてます。本当に細かいところまでこだわり抜いて作った感に溢れていて、監督の思いがぎゅうぎゅうに詰まっている、そんな素敵な作品です。音楽もまたとてつもなく良い。ただキャラの造形が弱い気がしました。キャラにもっと魅力があればもっともっと面白い作品になっていたと思います。



TYPE.5 「ミート・ザ・フィーブルズ 怒りのヒポポタマス」(ニュージーランド)


最後はものすごくヒドイ作品を紹介して終わろうかと思います。これはかのピーター・ジャクソン監督作品です。ヒドイんだよ本当にヒドイ。パペットが何してんだお前ら!!!ってぐらいヒドイ事を繰り広げるんです。滑稽な見てくれの人形でエログロやられるともうすごい違和感で、全然笑えないんだけど、それが逆にものすごく笑えてくる。人形がバッサーと切られたりするんだけど、血がドバーじゃなくて中の綿がブワーて感じ。興味ある人は観てみて下さい。保障はしませんけど。でも私の中ではアリです。



クレイアニメで有名な「ウォレスとグルミット」は私も大好きで全て観ているんですが、今回はあえてはずし、少しコアなものも紹介してみました。パペット系と言えばチェコやロシアが強いですよね、やっぱ。(私が新婚旅行にチェコに行きたい理由はここにあったりします。)でも意外に日本もスゴイんですよね。川本喜八郎さんだとか合田経郎さん(ドーモくんの生みの親)だとか日本でも素晴らしいパペットアニメを作る方がいらっしゃるんですよね。
これからも色々漁ってたくさん観たいなと思っています。みなさんも何か1本でもパペットアニメ見てみて下さい。そしてオススメがあったら是非教えて下さいね!
posted by ひっきー | 11:43 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | - |
感動したい気分【1】父子編
"感動する映画"と一言で言ってもそんな映画は星の数ほどもあるので、それをもっと細かく区分してオススメしていこうと思います。今回は父と子がテーマの感動的な映画を集めてみました。本当は"親子編"にしたかったんですが、それでもまだ多かったので"母と子編"はまた日を改めて…。号泣ものからほんのり心があったかくなるものまで、感動の具合も映画によってまちまちですが、観て損はない映画ばかりだと思います。


TYPE.1 「山の郵便配達」(1999/中国)


中国の奥深い山地で山奥の村々をまわる郵便配達員の父親とその息子のお話です。父親の引退と同時に息子が郵便配達の仕事を引き継ぐその期間のお話なんですが、これがまたとてもいいお話なんです。淡々とした時間の流れと、どこまでも続く湿った緑の風景。長い年月を歩き続けてきた父親と、初めてみる風景と初めて出会う人々の中に父親の姿を見る息子。その時間の重みを背中に背負い込んだ父とそれを受け継ぐ息子。息子はまさに父親の歴史を背負い、そしてこれから自分が背負うであろう歴史も肩に乗せて歩いていくのです。その父子の無言のやり取りにやたら滅多ら泣かされます。



TYPE.2 「ライフ・イズ・ビューティフル」(1997/伊)


問答無用の感動映画ですね。ついつい最近の映画のような気もしてましたが、もう早10年近く前の映画になってしまったんですね。時間の流れって速い…。この映画は距離感がとても心地良くて、媚びたところが全くないのがとても良い。感動映画になりがちな、涙を流させたら勝ち!みたいな風潮がこの映画では全くナシ。映画を観終わってから徐々に心に沈んでいく感覚がとても良いですね。名作である事は間違いないと思います。



TYPE.3 「リトル・ダンサー」(2000/英)


こちらもまた王道系の作品ですが、やっぱり観ずには死ねない映画です。こんなに衝動的な映画ってなかなか思い当たらないってくらい躍動感の溢れる映画です。それを見つめ支える父の姿を見るとどうしても涙が溢れてしまいます。蛇足ですが、相葉ちゃんが雑誌か何かで「好きな映画」としてこの作品を挙げていましたね。



TYPE.4 「ジョンQ 最後の決断」(2002/米)


良くも悪くもアメリカ的な作品だし、賛否の分かれるテーマだとも思うのですが、私はアリなんじゃないかと思います。子を思う親の気持ちって未体験だし、この形は正解かと言われればそうじゃないかも知れない。でも何もかもを投げ打ってでも子を守れるのは結局は親しかいないんだと思います。先の読める展開でも充分胸にくるものがありました。



TYPE.5 「こころの湯」(1999/中国)


あざとさは感じられるものの、それに逆らえずに制作サイドの思うツボに感動。泣いたら負け!って感じで必死で気持ちを抑えてはみるんだけど無理でしたー。私の負けでいいですー。みたいな。舞台が銭湯っていうのもほんのりあったかくなれる感じでとても良かったです。あのお父さんの表情見てるだけで目頭が熱くなります。



TYPE.6 「ブレイブ」(1997/米)


果てしなく暗い作品ではあるんだけど、ジョニー・デップという人間が少し分かるような映画です。当時はまだ子供はいなかった彼ですが、今この作品をどのように捉えているんでしょうか。父親になった今、彼がこの役をどう演じるのか、改めて観てみたい気もします。とにかく暗い作品なので、心に余裕のある時に見た方がいいかも知れません。
posted by ひっきー | 11:19 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | trackbacks(1) |
ドキドキしたい気分【1】衝撃編
映画の醍醐味の一つとして、スリルとかドキドキ感が味わえるっていうのがあると思いますが、今回はドキドキした映画の中でも特に衝撃の大きかった作品を挙げてみようと思います。えー!そうなるの!みたいな、エンドロールを見ながらしばし呆然…みたいな、そんな作品を集めてみました。後味の良いもの、悪いもの、色々ありますが、デカイ衝撃を味わいたいならこれらの作品がオススメです。


TYPE.1 「アザーズ」(2001/米=仏=スペイン)


普段あまり好んで見ないジャンルの映画というと、サスペンスとかホラー系なので、この映画も友達に薦められてはいたものの、なかなか観ようという気が起きなくて、そんな時たまたま会社の先輩がレンタルしてきたので、それに便乗して観てみました。
・・・オモロイ!!!
「シックスセンス」と比較される事が多々ある作品ですけれども、私は断然こちらの方がドキドキしました。衝撃もかなり大きかったです。こういう衝撃って映画ならでは。癖になります。



TYPE.2 「CUBE」(1997/カナダ)


この作品もまた面白い面白いと言われながらもイマイチ観る気が起きなかったんですけれども、なんか映画をサクっと観たい!って気分の時に借りてきました。それが全くサクっとなんか観れないの。こんなに最初から最後まで緊張感が続いた作品はこれ以外に思い当たりません!時間を忘れて観ていたので、ある意味サクっとは観れたんですけれども。もう何が起こっても不思議ではないと観客に思わせる映画ってそうなかなかありませんよ。ビンチェンゾ・ナタリ監督の最新作、『NOTHING/ナッシング』も楽しみです。



TYPE.3 「コックと泥棒、その妻と愛人」(1989/英=仏)


この作品は本当に、人にあまりオススメしたくない。人格が疑われそうなので…。へへ。まぁ過去に吐きそうになった映画と言えば「時計仕掛けのオレンジ」とこの作品ぐらいなもんです。その衝撃といったらMAXです。しかも後味悪!(ある意味後味良いかもしれないけど)この映画でオススメ出来るのはなんと言ってもティム・ロスの無臭かつ冷酷な無表情のみです。この作品のティム・ロスはすごいよ。これ見てティムが大好きになってしまいましたから。こんな役者はそう簡単に見つけられませんて。さすがはインディペンデント映画界の寵児!(なんかずれてきた)



TYPE.4 「アメリカン・ヒストリーX」(1998/米)


衝撃と、見終わった後の嫌な空気。殻に閉じこもってこの映画の事をずっと考えなければならないような衝動に駆られます。でもものすごく逃げ出したい気持ちにもなる。普段はふにゃふにゃな感じのエドワード・ノートンがガチガチに硬いのもすごく良い。精神的に余裕のある時に観た方がよい映画だと思います。



TYPE.5 「鬼が来た!」(2000/中国)


カンヌでパルムドールを受賞した作品です。この作品の衝撃度もまた大きい。観終わった後はとても苦しくなるんだけど、ここから逃げちゃダメだという変な感覚に陥ります。強迫観念にとらわれるって言うんでしょうか。この作品も精神的に余裕のある時じゃないとキツいかも知れません。ただ、観た方が良い作品だと思います。てゆーか観なくちゃいけない作品。(まだ強迫観念にとらわれている)



TYPE.6 「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(1998/英)


ちょっと毛色の違う作品を最後に紹介しておきます。じゃないと辛い。
こちらはコメディ色の強い衝撃映画ですね。スピード感あり、面白い伏線あり、でっかいオチあり、もう最高です。ドタバタしている割にスマートな作りで無駄もなく、ちゃっかり衝撃度も高い。まさにハイセンスシネマ。とっても面白いのでオススメです。ちなみにこの作品の監督、ガイ・リッチーはマドンナの旦那様であります。
posted by ひっきー | 10:12 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | trackbacks(1) |
恋したい気分【1】ベストカップル編
恋愛映画じゃないのに、妙に心に残るカップルにたまに出くわします。もちろん恋愛映画でも心に残るカップルはいますけども。そんな私の中で特別な思い入れのあるカップルが出てくる映画の紹介です。とっても憧れる素敵カップルばっかりですよ、いや本当に。


TYPE.1 「俺たちに明日はない」(1967/米)


「俺たちに明日はない」に出てくる「ボニー&クライド」。原題は「Bonnie and Clyde」なんですが、私は断然原題の方がいいなーと思います。まぁこのカップルは私がとやかく言うまでもなく、ベストカップルですわ。憧れとはちょっと違うんだけれど、とてもいいカップルです。
映画自体も面白いです。ラストの衝撃は激震モノです。実話なだけにまたその衝撃も大きい。



TYPE.2 「パルプフィクション」(1994/米)


お察しの方もいらっしゃるとは思いますが、このblogのタイトルにもなっている「パンプキン&ハニーバニー」は「パルプフィクション」に出てくるカップルから取りました。という訳で是非ご紹介させて下さい。パンプキン役は私の愛してやまないティム・ロスが演じておりまして。映画の中ではさほど重要でもないカップルなんですが(まぁオイシイところは持ってってますけどね)私的にはもう最高のカップルです。フザけた二人なんですがお似合いで私の憧れです。



TYPE.3 「天空の城ラピュタ」(1986/日)


こちらも特に説明は不要ですかね?「シータとパズー」です。まぁロリコン&ショタコンにはたまらん!みたいなカップルかも知れませんけれども、意外に熟練カップルの面影もなきにしもあらず。この映画についてのとあるレビューで面白いものがありまして。パズーはシータへの下心からあんな大冒険をするんだ、みたいな。そう言われるとますますパズーが可愛く思えてきます。単純というかなんというか。くどくどと御託を並べられるよりもよほど説得力のある説だなーと感心してしまいました。



TYPE.4 「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」(1993/米)


ヴィジュアル的には最も魅力的なカップル「ジャック&サリー」。なにしろドクロとつぎはぎ女ですからね!我が家には相当大きな二人のフィギュアがあります。もう私の大切な宝物です。映画そのものはミュージカル調で、どちらかというとキャラ先行型の映画ではありますが、細かいディテールなんかも見ていて飽きないので是非DVDでじっくり観てほしい映画ですね。



TYPE.5 「バッファロー'66」(1998/米)


こちらもまた定番といえば定番のカップル「ビリー&レイラ」。へなちょこビリーと神様みたいなレイラ。私の大好きな田島貴男氏がこの二人を「のび太としずかちゃんではなく、のび太とドラえもんだ」と言っていて、的を射た喩えだなーとますますホレボレしてしまいました。まさにそんな感じ。私はこの逆バージョンのカップルになりたい!(私がビリーで恋人がレイラ)ぐだぐだの私を誰か支えて手を差し伸べて!



TYPE.6 「シド・アンド・ナンシー」(1986/英)


お恥ずかしいんですが未見映画でございます。とりあえずいずれ観たい!という事でここにエントリーさせて頂きました。もし観た方がいらっしゃったら是非感想なんか聞かせてもらえると嬉しいです。
posted by ひっきー | 23:54 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
目を保養したい気分【1】姉妹編
なんでもいいから可愛いオンナノコが見たいの!(キー!)って事よくありませんか?(ないと思う)私はオンナノコ大好きなのでよくそういう気分になります。なのでオススメのオンナノコ映画は1度では紹介しきれないくらいあります。という訳で、今回はその中でも「姉妹」にターゲットを絞って紹介したいと思います。可愛い姉妹サイコー!


TYPE.1 「ロシュフォールの恋人たち」(1967/仏)


ジャック・ドゥミ監督作品のミュージカル映画です。主人公の姉妹が恐ろしく可愛いです(姉妹役を演じたカトリーヌ・ドヌーブとフランソワーズ・ドルレアックは実際の姉妹でした)。メイクやファッションなんか、そう簡単には参考に出来ないようなものですが、なんともハイセンスでオシャレで可愛い。色のコントラストとかディテールも凝っていてとっても楽しめる映画です。ストーリーも作りこまれていて、仏映画らしい哀愁を漂わせています。映画そのものも大好き。



TYPE.2 「ひなぎく」(1966/チェコスロバキア)


ヤー!(どうした)この映画もまたかわええ…。映画を観る限りでは二人は姉妹だと断定出来ませんが、憶測でものを言うと二人は姉妹です。(大丈夫か)
この映画にはオンナノコが大好きな"意味のさなそうなもの"がぎゅうぎゅう詰めになっています。とにかくファッションから何から可愛すぎ。あまりの可愛さにDVD購入してしまいました。今も昔もオンナノコって変わらないんだなー。



TYPE.3 「ヴァージン・スーサイズ」(1999/米)


ソフィア・コッポラ監督作品。5人姉妹のお話ですよ。サラサラ金髪ロングの可愛いオンナノコ5人ですよ!見ない訳にはいかないじゃないですか。もうこれはオンナノコにしか分からない感覚(「ひなぎく」然り)。オンナノコって甘くていい匂いがするじゃないですか。その匂いが伝わってきそうなほどの映像。雰囲気映画で何が悪い!「オンナノコが可愛い」。それは立派な存在意義だよねー!



TYPE.4 「8人の女たち」(2002/仏)


フランソワ・オゾン監督作品。8人全てが姉妹ではないし、おばあちゃんだって含まれているんですが、もう全員が「可愛いオンナノコ」なんですよー。ええ、もうさすがおフランス。色使いがとってもハイセンス。まるでお人形みたいな末っ子役のリュディヴィーヌ・サニエは若き日のシャルロット・ゲンズブールを彷彿とさせるしゃくれっぷり(ものすごい褒めてます、いや本当に)で、私の目は始終ハート型になっていました。松本潤くんがリュディヴィーヌ・サニエを好きだって何かの雑誌で言っていました。お目が高い。



TYPE.5 「恋する人魚たち」(1990/米)


ウィノナ・ライダーとクリスティーナ・リッチの姉妹役ってお前どれだけ豪華な姉妹なんだよ!って感涙してしまうほど可愛い姉妹です。特にリッチは当時いくつなんでしょ?とにかく「まさかあんたオムツしてる?」ってくらい小さいの。お尻をフリフリして歩く姿がもう可愛すぎ!二人とも系統で言えば似たような顔立ちだから違和感もなく、とても可愛い姉妹を演じていました。



TYPE.6 「ミツバチのささやき」(1972/スペイン)


こちらもなんとも言えず可愛い姉妹です。映画そのものは私はあまり好きではなかったんですが(少々間延びした展開が眠くなる)姉妹は可愛すぎ。アナ・トレントがどんぐりだかまつぼっくりだかをしゃがんでつまむ姿は卒倒ものです。


番外編として「夏至」を挙げます。こちらは3姉妹のお話で、オンナノコっていう感じではないのですが、とても美しい姉妹で観る価値アリ!です。トラン・ヌー・イエン・ケー(この映画の監督、トラン・アン・ユンの奥様)の艶っぽい美しさ。瑞々しいというのか、しっとりとしていてとても美しい方です。この映画の7年前に製作された「青いパパイヤの香り」では、彼女のまだ初々しい表情が見られます。カワエエ…。
posted by ひっきー | 17:19 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
アートな気分【1】絵画が見たい編
今回はアート的な映画のご紹介です。アートと一言で言っても、ここにまた色んなジャンルが存在する訳で…。なので、今回は「絵画」をテーマに、オススメ映画を絞ってみました。当然ながら、全て実在の人物なので、伝記ものとして観ても面白いかも。ただ史実に基づいて作られているとは限りませんので、そこら辺はおおらかな気持ちで見て下さいね。へへ。紹介する順番は私の好みの順番です。


TYPE.1 「ゴッホ 謎の生涯」(英)


かなり重い映画で、ゴッホとその弟・テオを中心にしたストーリーです。ゴッホ演じる(私の)ティム・ロスの好演ぶりにはあぶら汗すら出ます。最初は似てねーなぁとか思っていたんですが、物語が進むにつれ、どこからどう見てもゴッホにしか見えなくなってきます。この映画を観てからあのゴッホの筆のタッチを思うと、胸が痛みます。



TYPE.2 「真珠の耳飾りの少女」(英)


フェルメールの「青いターバンの女(真珠の耳飾りの女)」がどのようにして描かれたのかを重厚な映像美と共に見せてくれます。少女を演じたスカーレット・ヨハンソンは個人的には好みの顔ではないんですが、この役はハマり役だったかな。映像が全体的に暗く、微妙に絵の具の油っぽい匂いまで伝わってきそうな雰囲気です。大画面で観た方がよい映画だと思います。



TYPE.3 「フリーダ」(米)


この映画もとても絵画的な映画で、面白かったです。メキシコの画家、フリーダ・カーロの生涯を描いた作品です。ものすごく情熱的で、そして激動のフリーダの生涯に、見ていて少し辛くなるものすらありますが、フリーダを演じたサルマ・ハエックの演技は一見の価値ありです。面白い技法(と言っていいか分かりませんが)を使った魅せ方も印象的でした。



TYPE.4 「バスキア」(米)


27歳という若さで逝去したジャン・ミシェル・バスキアの生涯を描いた作品です。バスキアを演じたジェフリー・ライトの演技も素晴らしいんですが、デビッド・ボウイのウォーホルは凄すぎ!写真でしかウォーホルを見た事はないんですが、きっとこんな感じだったんだろうなーと想像出来ます。ちなみにバスキアの絵は日本人にはあまり馴染みがないかも知れませんが、藤原ヒロシのレコジャケによく使われていますよ。



TYPE.5 「I SHOT ANDY WARHOL」(米)


ウォーホルを撃った女のお話です。少しサスペンスじみていて、思っていたような映画ではありませんでしたが、当時のポップアート界やウォーホルの生きた世界をコッソリ覗ける感じではあります。個人的にはこちらの作品でウォーホルを演じたジャレッド・ハリスよりもデビッド・ボウイの方がやはり似合ってる。


絵画はやはり実際自分の目で鑑賞したいものですが、そう簡単にはお目にかかれないのが事実ですもんね。映画の中で巨匠たちの作品を見せてもらうのも良いものかも知れません。私的に「絵」として一番インパクトがあったのは「真珠の耳飾りの少女」でした。もっとも絵画的な映画だったと思います。
posted by ひっきー | 13:19 | 気分別オススメ映画 | comments(0) | trackbacks(2) |
泣きたい気分【1】老人に泣かされる編
なんだか泣きたい気分だなって時、たまにあるじゃないですか。そういう時にオススメしたい映画を紹介します。今回は老人をフィーチュアしました。老人に泣かされて下さい。
紹介の順番は私の涙量で決めました。


TYPE.1 「モリー先生との火曜日」


これは日本では劇場未公開の作品ですが、非常に勿体無い。こんなに最初から最後まで泣き続けた映画は多分これ1本です。涙が止まる暇がない。死というタブー的なテーマから、目を逸らさずに語り続ける先生を見ていると、心が洗われるようです。



TYPE.2 「蝶の舌」


「老い」とは知識の宝庫だと思っている私にとって、この先生の行動一つ一つがとても温かくて、そしてそれがどんどん居たたまれなくなる。ラストで私はアホか!ってくらい号泣してしまいました。でも泣いた後スッキリ出来るような後味の良さを求めるなら、この映画はオススメしません。でも良い映画ですよ。



TYPE.3 「おばあちゃんの家」


予告編で大泣き。フライヤーのストーリーを読んで大泣き。本編見てちょっぴり泣き・・・って感じですか。予告編があまりに出来が良くて、期待しすぎた感があります。思ったほど号泣映画ではなかったですが、ものすごーーく良い映画です。じいちゃん・ばあちゃんがご健在の方だったら、見終わった後、すぐにでも顔を見たくなりますよ。



TYPE.4 「變臉 この櫂に手をそえて」


こちらはじいさん映画です。小さな子供と老人の心温まるお話です。世代が違っても、血が繋がっていなくても、いくらでも心は通い合うんだなーと目頭が熱くなります。思いやりという高尚な気持ちを忘れる事なく、常に持っていたいですね。



TYPE.5 「ストレイト・ストーリー」


これは兄弟のいる方には特にオススメしたい映画です。デビッド・リンチという風変わりな監督の作品なんですけれども、この映画は彼らしさがあまり出ておらず、見やすいと言えば見やすいです(ちょっと単調だけれども)。私は妹と見たのですが、小さい頃一緒にゴロゴロ遊んだ事なんかを思い出し、心が温かくなりました。ほんのり泣ける良い映画です。



TYPE.6 「やさしい嘘」


こういう小憎らしいばあちゃんているんだよねー!ムキー!ってくらい憎らしいばあちゃんなんですよ。頑固だし、素直じゃないし、我がままだし。そんなばあさんが見せるちょっとした優しさ。チキショー!って思いながらも心がとても優しくなっていくのが分かるんですよね。やさしい映画でした。


番外編として「八月のクリスマス」と「春の日は過ぎゆく」を挙げます。どちらもホ・ジノという監督の作品で、おばあちゃんが主役ではないんですけれども、主役を食うほどの存在感で泣かせてくれます。笑顔が優しくて本当に泣けてきます。ホ・ジノ監督の最新作は、今話題の「四月の雪」です。ペ・ヨンジュン主演だからって敬遠してると、もしかしたら損するかもですよ!私は公開が始まったらすぐにでも観に行こうと思っています。期待しすぎは禁物なんですけどね。
posted by ひっきー | 09:50 | 気分別オススメ映画 | comments(2) | trackbacks(0) |
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